2022年7月1日以降に当院で出産された方から、「新生児と乳児のビタミンK欠乏性出血症発症予防に関する提言」に基づいて、従来のビタミンK2(商品名:ケイツーシロップ)3回法から13回法に変更します。
ビタミンKは、血液を凝固させる働きを持つ重要なビタミンで、新生児では脳出血などのビタミンK欠乏性出血が起きやすいと言われています。今までも、出産後の赤ちゃんに、入院中2回、1ヶ月健診時に1回の合計3回ビタミンK2を内服していましたが、それでもごく稀にビタミンK不足による出血が起きることがわかりました。
これを受け、当院でも、より確実に出血を予防するために、13回法を採用することとしました。
退院後、ご自宅でも内服をしていただきます。赤ちゃんへの服用方法は、入院中に指導させていただきます。
ご不明な点がございましたら、遠慮なくスタッフにご質問ください。
立川綜合病院 産婦人科