産婦人科
科の概要
患者さん本位の医療をモットーに、午後の外来も設け、可能な限り患者さんのニーズに幅広く対応するよう心掛けています。地域医療の基幹病院として産婦人科の全領域を取り扱っています。産科では小児科医、助産師、看護師の密接な連携協力により妊娠、分娩、授乳、育児を連続的にサポートしている。年間分娩数は約800件。婦人科領域では良性、悪性腫瘍をはじめ、更年期の患者さんの相談にも力を入れている。年間手術数は約280件。
特色ある治療
産 科:妊婦管理に万全を期するため、助産師中心の母親学級、助産師相談を設けている。夫立会い分娩も可能。
婦人科:未婚女性の月経異常や更年期の女性に対し、症状によりホルモン療法や漢方治療等を積極的に行っている。又、良性卵巣腫瘍や子宮内膜症に対する腹腔鏡下手術に力を入れ、手術侵襲の軽減、入院期間の短縮等、患者さんに優しい医療を目指している。
産婦人科(5D)病棟のお知らせ
当院は「ママとベビー、一人ひとりにやさしいケア」を目指しています。
妊娠中~出産・入院生活、皆様からのQ&A等をご覧いただくことができます。
ご不明な点等がございましたら、いつでもご連絡・ご相談下さい。
里帰り・転院にて当院で分娩を考えている方へ
出生児の管理上、多胎妊娠の方・精神疾患で内服されている方は、当院での分娩をお断りすることがあります。
詳細は電話でお問い合わせください。
初回の受診ではご予約は取れません。紹介状をお持ちになり受診して下さい。
診療実績
2020年 | 2021年 | 2022年 | ||
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分娩 | ||||
総分娩数 | 839 | 897 | 880 | |
うち帝王切開分娩 | 133 | 159 | 148 | |
うち双胎分娩 | 7 | 6 | 3 | |
手術 | ||||
子宮の手術 | 子宮筋腫摘出(核出)術 | 15 | 16 | 11 |
うち腹腔鏡下手術 | 2 | 4 | – | |
子宮鏡下手術 | 17 | 44 | 21 | |
子宮全摘術 | 27 | 17 | 26 | |
うち腹腔鏡下手術 | 1 | 1 | – | |
子宮悪性腫瘍手術 | 2 | – | – | |
子宮癌手術(体癌) | 2 | 1 | 1 | |
子宮頸部(膣部)切除術 | 11 | 10 | 18 | |
子宮脱手術 | 2 | 4 | 1 | |
子宮付属器(卵巣)の手術 | 子宮付属器腫瘍摘出術 | 39 | 50 | 43 |
うち腹腔鏡下手術 | 12 | 26 | 16 | |
子宮付属器悪性腫瘍手術 | 2 | 1 | – | |
膣・外陰・会陰の手術 | 5 | 3 | 2 | |
不妊症手術 | 腹腔鏡 | 1 | – | – |
顕微鏡下精巣生検 | 1 | 5 | – | |
産科手術 | 帝王切開術(選択帝王切開) | 77 | 92 | 96 |
帝王切開術(緊急帝王切開) | 49 | 61 | 52 | |
子宮頚管縫縮術 | 6 | 5 | 4 | |
異所性妊娠手術 | 6 | 3 | 4 | |
うち腹腔鏡下手術 | 3 | 3 | – | |
その他 | – | 4 | – |
所属医師紹介
佐藤 孝明(さとう たかあき)
役 職 | 主任医長 |
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専門分野 | 産婦人科一般 |
資 格 | 日本産科婦人科学会専門医・指導医 |
卒業大学 | 新潟大学(H5年卒) |
郷戸千賀子(ごうど ちかこ)
役 職 | 医長 |
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専門分野 | 産婦人科一般、生殖内分泌 |
資 格 | 日本産科婦人科学会専門医 日本生殖医学会生殖医療専門医 |
卒業大学 | 新潟大学(H15年卒) |
廣川哲太郎(ひろかわ てつたろう)
役 職 | 医長 |
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専門分野 | 産婦人科一般 |
資 格 | 日本産科婦人科学会専門医 NCPR専門(Aコース)コース修了 |
卒業大学 | 埼玉医科大学(H28年卒) |
小林 琢也(こばやし たくや)
役 職 | 医員 |
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専門分野 | 産婦人科一般 |
資 格 | 日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法「専門」コース修了 日本産科婦人科学会専門医 |
卒業大学 | 新潟大学(H30年卒) |
錦織 瑞彩(にしきおり みずさ)
役 職 | 医員 |
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専門分野 | 産婦人科一般 |
資 格 | 日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法「専門」コース修了 |
卒業大学 | 新潟大学(R3年卒) |
医学の分野では、より良い診断や治療を目指して患者さんにご協力いただき、医学的データを集めることがあります。病気の原因究明や病気の予防等、患者さんの生活の質向上を目指した医学系の研究です。これを「臨床研究」といいます。
通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明・同意を得た上で、患者さんのプライバシーや人権が守られるよう、細心の注意を払って実施します。これを「オプトイン」といいます。臨床研究のうち、患者さんへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用いた研究等については、国が定めた指針に基づき対象患者さんから同意を取得する代わりに、研究の目的を含めて情報を公開し、更に拒否の機会を保障することが必要とされています。これを「オプトアウト」といいます。
当院産婦人科では、日本産婦人科学会 倫理委員会登録・調査小委員会生殖補助医療登録事業及び登録情報に基づく研究に参加しています。
①体外受精・胚移植や顕微授精、胚凍結と融解等を受けた場合
②その経過、結果(用いた治療方法、用いた卵子・胚の種類、採卵数、受精卵数 等)はART登録として登録されます。
③この登録情報は、様々な研究に2次利用されてきています。
研究内容については、日本産婦人科学会ホームページをご参照下さい。2次利用してほしくない研究がありましたら、産婦人科外来にお申し出下さい。