診療科・部門案内

薬剤部

  • 概要
  • 業務内容
  • 患者さんへ
  • 学生の方へ

概要

当薬剤部は、安心且つ有効な薬物治療が行われるよう、薬の専門家として医師、看護師他スタッフと連携を密に、共に働いています。

特色・方針

病院薬剤師は単にお薬を調剤し患者さんに渡すだけの仕事ではなく、入院患者さんの治療に係わるための薬剤師を病棟に配置して、患者さんへの薬の説明や持参薬の確認、スタッフへの薬の情報提供や患者さんそれぞれに適した投与量や薬の選択の提案等活躍しています。
又、ほとんどの外来の患者さんの薬は院外処方せんを発行して、保険調剤薬局にて調剤してもらいます。保険調剤薬局とは連携を取りながら、継続したケアをはかっています。
立川メディカルセンター内の、悠遊健康村病院薬局や柏崎厚生病院薬局との人事交流も行っています。
今後も日々研鑽を重ね、患者さんのため業務に取り組んでいきたいと考えております。

薬局長 須藤 晴美

採用薬一覧

当院で採用している薬剤についてご案内しております。(処方オーダー採用薬のみ)
リストはMicrosoft Excel形式にて提供しております。下記のダウンロードリンクよりダウンロードしてご利用ください。

採用薬剤リスト(2017年9月12日更新)

スタッフ紹介

薬局長 須藤 晴美
薬局主任 田邊 直美
薬局主任 洲崎 康子
薬剤師 20名

資格・認定

  • 日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師:6名
  • 認定実務実習指導薬剤師:3名
  • 日本静脈経腸栄養学会認定栄養サポートチーム専門療法士:1名
  • 日本糖尿病療養指導士:1名
  • 新潟県地域糖尿病療法指導士:1名
  • 日本病院薬剤師会認定感染制御認定薬剤師:1名
  • 日本化学療法学会抗菌化学療法認定薬剤師:1名

業務内容

内服薬・外用薬の調剤

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医師が処方した『処方箋』をもとに内服薬や外用薬を調剤します。『処方箋』に記載されている内容(薬剤名・用量・用法等)が適切であるか、薬の飲み合わせに問題はないか等チェックし、患者さんが安心して薬を使用できるようサポートしています。
救急医療にも対応できるよう、24時間体制をとっています。

注射薬の調剤

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『注射処方箋』をもとに入院患者さんの注射薬を1日分ずつ取り揃え、病棟に供給しています。処方内容が適切であるか、混合しても問題はないか(配合変化)等もチェックしています。

抗がん剤の調製

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抗がん剤は、患者さんごとに投与量の微調整が必要なため、クリーンな環境下の安全キャビネット内で抗がん剤の混注作業を行っています。

院内製剤の調製

治療のニーズに合わせ、市販されていない薬を調製しています。当院では、28種類の院内製剤を採用しています。

立川綜合病院 院内製剤一覧(平成29年9月現在)

DI(Drag Information)

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日々更新される医薬品情報を収集・整理・分析し、医療スタッフに最新の情報を提供できるようにしています。また、医師や看護師からの医薬品に関する問い合わせ等にも対応しています。
薬剤部内では、勉強会を随時開催し、薬剤知識の向上に努めています。

病棟業務

担当薬剤師が入院患者さんの病室にうかがい、内服薬・外用薬・注射薬の説明はもちろん、薬の効果・副作用のチェック等も行っています。また、退院後に自宅で薬を正しく使っていただけるよう、支援も行っています。
病棟に配置されている医薬品の管理も行っています。
入院患者さんが持参してきた医薬品を鑑別し、入院中に処方された薬と重複しないか、飲み合わせは悪くないか等チェックしています。使用中の薬はもちろん、お薬手帳など、薬の内容がわかるものをお持ちくださると、より正確な鑑別ができます。

TDM(Therapeutic Drug Monitoring)

血液中の薬物濃度の変動が有効性と安全性に大きく関わる薬は、血中濃度の測定が必要です。血中濃度から初期投与量の設定と適切な投与量・用法を解析し、医師に対し薬物療法のサポートを行なっています。
その他、以下の通り、多数、医療チームで薬剤師として職能を発揮しています。

  • 栄養サポートチーム(NST)
  • 褥瘡対策チーム
  • 感染対策チーム(ICT)
  • がん化学療法委員会
  • 病棟でのカンファレンス
  • 緩和ケア
  • キャンサーボード
  • クリニカルパス作成のサポート
  • 糖尿病患者さんのサポート
  • 肝臓病患者さんのサポート
  • サービス向上
  • 転倒転落のサポート
  • 安全管理のサポート

患者さんへ

院外処方せんについて

Q:「院外処方せん」ってなに?
A:病院の中の薬局ではなく、病院の外の保険調剤薬局で調剤してもらう処方せんのことです。当院では、外来を受診された方におくすりが出る場合、原則「院外処方せん」を発行しています。

Q:「院外処方せん」のいいところは?
A:調剤薬局の薬剤師が、おくすりの飲み合わせや、他の医療機関から同じようなおくすりがでていないかなど、チェックをします。また、使用している大衆薬や健康食品、アレルギーなどの情報を記録し、合わせて確認をしていますし、説明も詳しくゆっくり聞くことができます。患者さんのおくすりに関する情報を記録した「おくすり手帳」を活用することをおすすめします。

Q:「院外処方せん」をもらったら?
A:「処方せん受付」「保険調剤」「基準調剤」などの表示のある薬局へ処方せんをお持ちいただき、おくすりを受け取ってください。薬局は自由に選ぶことができますが、いつも同じ「かかりつけ薬局」をご利用いただくことをおすすめします。

また、「院外処方せん」の使用期間は『発行日を含めて4日間』です。期間内に調剤薬局にお持ちください。使用期間を超えた場合や紛失による再発行には手続料をいただきます。

おくすりの飲みかた等について

Q:おくすりは何で飲めばいいですか?
A:コップ1杯程度の水かぬるま湯で飲みましょう。水以外のもので飲むと、お薬の効果に影響が出るものもあります。また水なしでおくすりを飲むと、食道や胃に貼りつき潰瘍を起こすことがあるので注意しましょう。ただし、最近は口の中で崩壊して、水なしでも飲むことができるおくすりもあります。

Q:自分でおくすりを中止したり量を変えたりしてもいいですか?
A:自分ではよくなったと思っても、まだ治っていないことがあります。また急におくすりをやめると、症状が悪化してしまうこともあります。自分で勝手に中止したり、量を変えたりせず、指示通りに飲みましょう。不安を感じるときは必ず医師、薬剤師に相談しましょう。

Q:おくすりを飲みわすれたらどうすればいいですか?
A:2回分以上を一度に飲むとおくすりが効きすぎたり、副作用が出やすくなったりするので、まとめて飲むのは避けてください。飲み忘れたら、気付いたときに飲んでいいもの・よくないものがありますので、薬剤師に確認しましょう。

Q:おくすりの保管方法は?
A:一般的に、おくすりは光の当たる場所や湿気を多く含む場所に置いておくと効果が弱くなったりする可能性があります。光や湿気を避けて保管しましょう。また、お子さんやお年寄りが間違っておくすりを飲まないように、なるべく手の届かない所に保管しましょう。

Q:同じような症状がでた時に、前にもらったおくすりを使用してもいいですか?
A:病院で処方されたおくすりは、医師が診察をして、その時の症状に合わせて処方したものです。同じような症状だからと言って、自己判断で使用してはいけません。再度、医師の診察を受けるようにしてください。また、おくすりを他の人に渡すこともしてはいけません。

学生の方へ

実習生の受け入れについて

当院薬剤部は実務実習指導薬剤師が3名在籍しており、毎年度1~4名程度長期実務実習の受け入れを行っています。
実習は原則コアカリキュラムに沿った内容で実施していますが、11週のうち前半5週は薬剤部内の業務(内服・外用剤調剤、注射個人セット、抗がん剤調製、医薬品管理、DI、TDM、院内製剤等)、後半6週は病棟業務、チーム医療を実習しています。病棟業務実習では患者さんへの服薬指導を含めた薬剤管理指導などを各病棟で実際に体験してもらいます。

新人教育について

当院薬剤部では段階的な新人教育を行っています。
入職後3ヶ月間を研修期間としており、この期間に新人はまず基本となる調剤業務を修得します。新人研修用のチェックシートを用いて、先輩薬剤師の指導のもと一つ一つ目標をクリアし、調剤業務を身に付けていきます。
研修終了後、監査業務を開始し、日直・当直業務のローテーションに入ります。
その後、抗がん剤調製等の業務も開始し、さらに入職後1年程度で病棟チームに配属となり、病棟業務を開始します。

※上記は新卒の場合のスケジュールです。経験や新人の人数、薬剤部の状況により変更になる場合があります。

先輩薬剤師からのメッセージ

私は就職して3年目になりました。私は薬学の面から医療に関わっていきたいと思い病院に就職しました。

病院に興味を持っているみなさんは、病棟での業務をやってみたいという方が多いと思います。

そこで私が業務をしながら日々感じることをみなさんにお話ししたいと思います。

私が担当している病棟は消化器内科、血液内科、腎臓内科、外科です。病棟では患者さんの服薬指導を始め、回診に同行しカンファレンスに参加しています。

薬学の知識はもちろん必須ですが、医師、看護師の会話の中には聞いたこともない医療用語が飛び交い理解することがなかなかできませんでした。病棟で業務を行うということは自分も医療の担い手として、医療に対する基本的な知識が必要となるのだと痛感しました。

また業務をするなかでコミュニケーション能力がとても大切だと感じています。医師、看護師と処方内容や今後の治療方針の確認などを円滑に行っていく上でも患者さんに服薬指導する上でもコミュニケーション能力は欠かせないものだと思います。

まだまだ勉強不足な私ですが、患者さんが一日も早く元気になってもらえるように関わっていければと思っています。みなさんも薬学の知識から医療の基本まで幅広く学んでいってください。