診療科・部門案内

小児科

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科の概要

 現在は、いずれも日本小児科学会専門医の5名で診療を行っている。1日の外来患者数は約50人程度であり、入院患者数は約10人前後である。一般外来は平日と第1・第3を除く土曜日の午前中に行っている。午後外来は乳児健診と予防接種の他に心臓外来とアレルギー外来、そしてその他の慢性疾患外来をそれぞれ週に2回行っており、日本小児循環器学会専門医や日本アレルギー学会専門医が診察にあたっている。午後外来はいずれも予約制で行っている。入院治療は主に中等症以上の急性疾患であり、急性気管支炎や急性胃腸炎等の感染症は原則として個室管理で治療を行っている。

特色ある治療

 治療の多くは急性気管支炎や急性胃腸炎等の感染症や気管支喘息発作等の小児の急性疾患であるが、アトピー性皮膚炎や気管支喘息、食物アレルギー等のアレルギー疾患の診断・治療に積極的に取り組んでいる。皮膚テスト(プリックテスト)による診断やダニやスギアレルギーに対する舌下免疫療法、食物アナフィラキシーショックに対するエピペンの指導、入院しての食物経口負荷試験等の専門的なアレルギー診療を行っている。先天性心疾患に対しては出産後の診断と心不全に対する内科的治療を行っている。根治手術が必要な患者さんには、手術前後のRSウィルス感染予防注射を始めとする全身管理を行っている。

診療実績

2020年 2021年 2022年
外来患者数 13,178 13,115 9,831
入院患者数 388 290 251

所属医師紹介

遠藤 彦聖(えんどう ひこさと)

役  職 主任医長
専門分野 小児科一般、小児循環器疾患
資  格 日本小児科学会専門医・認定小児科指導医
日本小児循環器学会専門医
卒業大学 新潟大学(H5年卒)

高橋 早織(たかはし さおり)

役  職 医長
専門分野 小児科一般
資  格 日本小児科学会専門医
卒業大学 新潟大学(H16年卒)

川島 英志(かわしま ひでし)

役  職 医長
専門分野 小児科一般
資  格 日本小児科学会専門医
卒業大学 近畿大学(H17年卒)

田中 英(たなか えい)

役  職 医員
専門分野 小児科一般
資  格 日本小児科学会専門医
日本小児集中治療研究会PALSプロパイダー
日本周産期・新生児医学会NCPR(Aコース)修了
卒業大学 福島県立医科大学(H29年卒)

アレジオン(エピナスチン)ドライシロップ自主回収について

 ◆自主回収の経緯◆
 令和3年3月15日 抗アレルギー薬・エピナスチン塩酸塩ドライシロップ製剤(先発品:アレジオンドライシロップ)の自主回収が発表されました。
理由は「発がん性が不明の既知の変異原性物質」に分類される可能性のある分解物が許容限度値を超えて確認されたためです。
確認された物質の危険度は『10年超から一生涯服用した場合において、健康被害が生じる可能性は完全には否定できないものの、直ちに重篤な健康被害が発生する恐れはないと考えられる』とされており、
既に処方された薬については服用していただいて構わないととの連絡をいただいております。
また、回収対象となるのはドライシロップ製剤のみであり、錠剤は対象ではありません。

 ◆当科の対応◆
 常用薬または頓服薬としてアレジオン(エピナスチン)ドライシロップを処方されている方はスタッフにお申し出下さい。
必要に応じて代替薬処方の手配を致します。
本件に関しまして質問や不安がおありの方は、担当医師または看護師にご相談下さい。

使用期限切れエピペン®再処方に関するお知らせ

 2018年4月より、エピペン®の使用期限切れに伴う再処方指導を集団で行います。

 エピペンはアレルギーの緊急対処薬として非常に重要な薬剤です。エピペンには使用期限が設定されており、使用期限を過ぎる前の再処方が必要です。
再処方時には、エピペンの概要や使用するタイミング、使用方法や注意事項等を説明させていただいておりますが、エピペンを処方されている患者さんの増加に伴い、2018年4月より再処方時の指導を集団指導とさせていただきます。

注意事項
・エピペン再処方は予約制です。
・エピペン再処方の集団指導時には通常の診察は行いません。
・次回受診の予約は事前の診察時にお伺い致します。集団指導時にはお受けできません。
・集団指導が困難な事情がある場合は事前にご相談下さい。