3.手術適応
鼠径ヘルニアは、手術をしないと治りません。
ただ、痛みがひどい場合を除いて、それほど慌てて手術をする必要はありません。
膨らんでいるだけで、それほど困っていない場合は、経過観察をする事もできます。
ヘルニアが膨らんでいるだけであまり痛みはない、という方を経過観察した報告では、10年以内に約7割の方が痛みや大きさが大きくなったなどの理由で手術になるとされています。ただ嵌頓の頻度は1%前後と非常に少なく、手術の時期は急ぐ必要はないと考えられています。
ヘルニアバンドなどで、飛び出した部分を押さえることで、症状を和らげることはできるかもしれませんが根本的な治療法にはなりません。
自然に治ることも、薬で治療する方法もありません。
