救急部門
概要
当院の救急外来は、夜間や休日に具合が悪く診療が必要な患者さん、又、救急車やドクターヘリ等で搬送される救急患者さんや他の医療機関より紹介された患者さんを含め、入院・手術を必要とするような重症患者さんを受け入れるための部門です。365日24時間体制で、医師・看護師等の多職種の医療スタッフが、一刻を争う患者さんに対応するため懸命に働いています。救急医療が本当に必要な方に、迅速且つ的確に医療が提供できるように、ご協力をお願い致します。
受 付 救急外来内
救急外来について
長岡市の救急当番病院輪番制について
長岡市は3病院による、輪番制で救急患者の受け入れを行っています。その中でも立川綜合病院は、1次医療から2次医療の救急患者を受け入れる、長岡市の中核病院のひとつを担っています。
長岡市救急当番病院については、長岡市ホームページをご覧下さい。
長岡市HP 診療時間・休日急患診療体制
当番日詳細は、長岡市医師会ホームページをご覧下さい。
長岡市医師会HP 長岡市の救急診療(令和5年度版)
【1次救急とは】
軽症患者(風邪による高熱や家庭では処置できない切り傷といった症状の帰宅可能患者)に対する救急医療
【2次救急とは】
中等症患者(入院や手術を必要とする一般病棟入院患者)に対する救急医療
※ 1次は開業医や休日夜間急患(急病)センター、2次は24時間体制で手術ができる設備を整えた病院による輪番制をとっているのが基本となっています。
業務内容
事故等によるケガや体調が急変された患者さんを受け入れるために、救急外来を夜間・休日に実施し、迅速な対応や応急処置を行っています。
実績
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
救急外来総患者数 | 8,618 | 9,675 | 10,725 |
救急車受け入れ台数 | 3,372 | 3,631 | 4,010 |
ドクターヘリ受け入れ台数 ※ | 106 | 117 | 106 |
救急外来からの入院患者数 | 2,837 | 2,905 | 3,079 |
※ 2016年11月~屋上にドクターヘリ離発着場を設置しています。
スタッフ紹介
看護師 | 27名 |
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看護助手 | 1名 |
看護師勤務体制
日 勤 | |
救急外来 | 2~4名 |
カテーテル室 | 3~4名 |
内視鏡室 | 4名 |
外来 | 1名 |
夜 勤 | |
救急外来 | 2~4名 |
資格・認定
- インターベンションエキスパートナース:2名
- 日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡技師:1名
救急外来受診について
比較的軽症と思われる患者さんにつきましては、まずはかかりつけ医か夜間急患センター、又は長岡市内の救急当番病院にご相談下さい。(診療時間外・休日の急患診療体制につきましては、長岡市のホームページ等でお知らせしています。)
長岡市HP
救急外来の受診方法
救急外来の受診方法は、『救急外来を受診する方へ』をご覧下さい。
救急患者さんを対象とした院内トリアージ(緊急度判定)の実施について
当院では、受診された患者さんの生命を守るために、看護師による院内トリアージ(緊急度判定)を行っています。
院内トリアージとは
救急外来に来院した患者さんに対して、看護師が病気やケガの緊急度・重症度を判定し、生命に関わる病状を持つ患者さんの治療等の優先順位を決定することです。
院内トリアージ実施方法
患者さんの受付後、看護師が症状を伺い、体温・血圧・脈拍等の測定を行います。その結果、一定の基準に従って状態的に今すぐ医師の診察が必要かどうかの緊急度を判定します。緊急度に従って診察の順番が決まります。この取り組みにより、緊急度が高い(生命に危機的な状況が生じている可能性がある)患者さんの診察が優先されるため、診察順が前後する場合もございますので、ご理解とご協力の程、宜しくお願い致します。
ドクターヘリについて
新病院移転に伴い、屋上にドクターヘリの離発着場を設置いたしました。これにより立川綜合病院でも、ドクターヘリの受け入れが便利になりました。
ドクターヘリとは、救急医療に必要な医療機器等を装備したヘリコプターであり、医師(フライトドクター)及び看護師(フライトナース)が同乗して救急現場に向かい、現場等から医療機関に搬送するまでの間、患者に救命医療(航空救急)を行うことができる専用ヘリコプターのことです。陸送による救急搬送に比べ、医師による治療開始までの時間が短縮されることで、死亡患者の減少や重症後遺症患者の減少が期待されます。