お知らせ

中越研修医研究会&米国短期研修

①    中越臨床研修医研究会

2月7日、ホテルニューオータニ長岡にて中越臨床研修医研究会が行われました。この学術集会は長岡3病院(長岡赤十字病院・長岡中央綜合病院・立川綜合病院)の研修医が集まり、各病院から3名ずつが演題発表を行います。

当院からは佐久間先生が「新規遺伝子変異による心アミロイドーシスの1例」田中先生が「心外膜炎が先行したANCA関連血管炎の1例」、孔が「非手術適応心室中隔欠損症に伴う右心系感染性心内膜炎の成人例」の発表を行いました。

当日は各病院の研修医・上級医をはじめ、医師会関係者や開業医の先生方などが多数集まり、会場は満席となっていました。発表のテーマは多岐にわたり、他病院の研修医のアカデミックな発表も聞けて刺激的な1日となりました。私自身も無事発表を終えて安堵しているところですが、この経験を地方会や全国学会などの発表に繋げていきればと思っております。

懇親会では、他院との交流も深めることができ、連携を深める良い機会であったと感じています。

 

②    アメリカ短期研修参加報告

中越臨床研修医研究会を終えて、翌日には海外移動となりました。

2月8日から15日にかけて、米国ロサンゼルスのUCLA,VA Hospitalへ研修に参加して参りました。当院からは岡部院長、田中、孔、小林(琢)、若杉の5名が参加しました。この研修は今年で7年目になります。

病院実習最初の1日は、現地の総合内科の医師に、日本での経験症例を英語でプレゼンしてディスカッションを行いました。我々4名が発表した症例は米国でも珍しいとされ、海外文献としてpublishすべきだとおっしゃって頂きました。今後、英語での文献報告に力を入れていきたいなと思う次第です。

後日は、内科チームに配属され、朝のモーニングカンファレンス、病院見学、ミーティング、昼のランチョンセミナーに参加しました。個人的に驚いたのは、現地のレジデントたちが非常に積極的に発言や質疑をしていることでした。そして医学生も日本の研修医と同様の仕事をこなしており、日本との違いを感じることができました。

そしてスピーディーに話される医療英語についていくことに苦戦したため、今後英語の勉強は必須だなと痛感しました。

また、ホテル滞在先はサンタモニカと非常に良い立地であり、観光の時間も取ることができました。Universal Studios Hollywoodやゲッティ美術館を訪問し、グリフィス天文台ではロサンゼルスの綺麗な夜景を眺めました。

アメリカといえばハンバーガーやステーキ。初めはサイズの大きさに驚愕しましたが、男の我々は沢山食べて参りました。

臨床研修病院の中で、海外経験をできる病院は数少ないと思います。このような貴重な経験ができることは当院の一つの特徴と言えるでしょう!御覧の皆さん、立川研修医としてぜひ一緒に行きましょう!(文責:孔)