医療関係者の方へ

FOR MEDICAL PROFESSIONALS

医療関係者の方へ


地域医療機関の診療所・開業医の皆様へ

立川綜合病院の呼吸器センターでは呼吸器内科と呼吸器外科が互いに高い専門性を発揮しながら、緊密に連携を取ることで患者さんに最良の医療が行われるよう努めております。
肺の腫瘍や気胸などが疑われる場合は内科、外科どちらにご紹介頂いても患者さんにとって最適な治療が受けられるよう対応しています。
また胸部異常陰影の方には可能な限り受診日にCT検査を行い、同日に結果説明を行う方針としています。

呼吸器内科

呼吸器感染症、肺悪性腫瘍、アレルギー性肺疾患、閉塞性肺疾患、びまん性肺疾患、睡眠時無呼吸症候群(SAS)など呼吸器疾患全般の診療を担当しています。
肺悪性腫瘍で手術適応のある方は当院の呼吸器外科を紹介しています。化学療法や放射線治療が必要な場合は、患者さんと相談しながら最適な治療法を選択し、入院と通院を組み合わせて治療を進めます。
また、当院では重症喘息の患者さんへのトリプル吸入薬や生物学的製剤の導入も積極的に行っています。症状のコントロールにお困り場合はご相談ください。
胸部異常陰影の方には可能な限り即日CT検査を行い、同日結果説明を行っております。

呼吸器外科

呼吸器の悪性腫瘍の治療を中心に診療を行っています。肺悪性腫瘍は疑い段階でご紹介頂いても対応致します。患者さんに受診して頂いてから2週間以内に手術を行えるよう努めています。入院前検査の受診を原則1回とすることで患者さんの負担軽減を図っています。
診療方針は呼吸器センター内でのカンファレンスで胸部専門の放射線読影医を交えて検討した上で決定致します。
手術が必要な場合は、ほぼ全例胸腔鏡下手術(VATS : Video Assisted Thoracic Surgery)で行っています。鏡視下手術は身体的負担が少ないのは勿論ですが、当院では閉創時にZ形成術を行うことで整容面にも配慮しています。
気胸は当院の救急当番日であるなしに関わらず24時間365日体制で受け入れてを行います。手術が必要な場合も紹介当日あるいは3日以内に鏡視下手術を行っています。