Interview 03

ひとりひとりの患者さんの心に
どう寄り添うかを
日々考えています

K.Kさん

看護師 2021年入社 精神科開放病棟

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お仕事内容について教えてください

精神科開放病棟に入院している患者さんの看護をはじめ、退院後に向けた支援をしています。精神科の看護では、患者さんを日々よく観察し、会話を通じてコミュニケーションをとって、ひとりひとりを理解して関わっていくことが重要です。
最初はコミュニケーションの取り方も上手とはいえなかったのですが、成長してきた実感があります。患者さんには精神の病状的に心が元気じゃない人が多いですし、大変さもありますが、回復してきて笑顔や落ち着いた会話が見られたり、退院される時などに職務へのやりがいを感じます。

精神科看護に就いたきっかけは?

看護実習の際、精神科と一般科とは看護のあり方が全然違うことに気づき、精神科看護の形式的ではない会話や心への寄り添い方が重要なところが、他とは違う魅力で、すごくいいなと思ったんです。実際、ここでは、ひとりひとりの患者さんに対する看護や寄り添う時間を大事にしていて、丁寧に1人ずつを見るようにしています。

精神科の患者さんの場合、退院して終わりではありません。その人の今後の生活を見据えながら今の入院生活をどう送るのか、考えて看護するところにもこの職場の良さがあると思っています。

1日のスケジュール

  • 08:30
    出社 申し送り(重症者の方や気をつける方などの申し送り)
  • 午前中
    受け持ちの患者さんの検温、処置、その日必要な検査に行ってもらうなど
  • 12:00
    食事介助
  • 13:30
    カンファレンス
  • 14:00
    掃除、環境整備
  • 午後
    受け持ちの患者さんの処置、コミュニケーション
  • 17:00
    退勤

就職活動中のみなさんへ

精神科は、人によっては近寄り難いイメージがあるかもしれません。ですが、精神科看護を少しでも経験することで、人との関わり方や、コミュニケーションの大切さが学べ、看護師として確実に成長できます。他の病棟に行っても必ず活かせる部分です。ここで経験を積んでから次の病棟に行ってもいいですし、精神科看護を極めてもいい。実は看護師としての経験値を積むうえで、とても魅力のある職場だと思っています。