病院のお楽しみ食について

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本日は病院でのお楽しみ食の紹介です

入院中で花火が観られない方へ、気分だけでも夏を感じて頂きたいとの思いから

豚しゃぶサラダうどんが提供されました。

 

病院の栄養科は入院患者様の栄養状態などに合わせた食事提供のほかに

栄養管理や栄養指導など、栄養面から疾病の治療や予防に必要な各種栄養のケアを行っています。

 

そもそも食事は人間の三大欲求の一つともされていますが

それ以上に、日々の生活に彩りをそえてくれたり、季節を感じさせてくれています。

 

自分もそうですが、日々の生活の中で食事という楽しみは

かなり大きなウェイトをしめています。

生活に制限がある入院患者さんには、特にその傾向が強くなるかと思いますが

一般病棟に比べて、平均在院日数が長くなる精神科では

その食事というものが患者様の日々の楽しみの中でさらに大きな役割を持ってくるかと思います。

 

柏崎厚生病院の栄養科でも、入院患者様のために

様々な工夫をこらした食事を提供しています。

今回のお楽しみ食ですが、豚しゃぶサラダうどんの他に

高齢の方などでうどんが食べにくいという方には柏崎名物の鯛めし(鯛茶漬け)の提供がありました

お吸い物は鯛のお頭と昆布からだしを取ってあるそうです

 

どちらもデザートはフルーツをたくさん使い、さっぱりゼリーの手作りでした

スイカは食べやすいように種無しスイカになっています。

 

栄養科では、毎月2回ほどお楽しみ食を企画しています

昨年の「ハンバーガー」などは、味や雰囲気もカフェのハンバーガー以上だったと

患者様からいつも以上の反響もあり、とても喜ばれていました。

栄養科では、入院者様やご利用者様に楽しくお食事して頂ける様、全員で企画・提供をしています

長期の入院者様からはリクエストなども時々頂きながら

栄養の面からも検討し、出来るだけご希望に添える様な工夫をしています。

 

毎日配膳している給食を見て思っているのですが、自分の日々の食事より

病院の給食の方が美味しそうだなと思ったりしています