日本アディクション看護学会 第 23 回学術集会に参加して
こっそりとアップロードしているのは、実際にはもう暦も9月の27日になっているのですが
これまでの空白を埋めるように、8月31日に参加した日本アディクション看護学会について、少し報告をしてみます。
今回、会場を新潟青陵大学で行われたアディクション⇒依存症の看護学会に参加してきました
大学の中を目いっぱいに使って、沢山のシンポジウムや学術講演などが
所狭しと行われていました
(開始前の人の少ない時間に撮影しています ↓ )

話題の中心はアルコールの依存についてが多かったように思われますが
その他、薬物やギャンブル、ゲームなど様々な嗜癖の依存についての話を聴くことが出来ました。
看護を中心とした、医療の話題の他にも
当事者の方が参加するシンポジウムや、行政の方、NPOとしてアディクションの方を支援する団体の方などの他
「新潟」という場所柄、今回は「日本酒」のメーカーや
世界で唯一の「日本酒学」を研究している新潟大学の日本酒学センターの方の話なども聞くことが出来ました。
なんとなく、依存症についての話では、お酒はとかくタブー視されがちですが
そこは米所・酒どころの新潟ですから、お酒も大切な文化の一つとして扱われていました。
酒米の話や、酒の味の変化、出荷量や酒蔵の数など、興味深い話も沢山聞けました。
また、参加される方も県内外から沢山の方が拝聴に訪れ
日頃お世話になっている、他の病院の方々にも沢山お会いでき
有意義な時間を過ごすことが出来ました。
途中お手伝いで、タイムキーパーもしてみましたが、久しぶりでめちゃめちゃ緊張しました

( ↑ 残りが「5分」になったら、登壇者にお知らせをする係です)
猛暑日が続く新潟で、この日もとても暑かったですが
終わってからは、少し新潟市内をぐるぐると散策してみました
新潟青陵大学は、マリンピア日本海のすぐ近くで
最近再開した、新潟市美術館が近くにあったり
護国神社や、その脇にあるおしゃれなパン屋さんなど、見どころも沢山でした。
このアディクション学会、来年は横浜で行われるとのことでした
市民公開講座では「依存症の理解と回復までの道のり」として
元TOKIOの山口達也さんの講演が予定されています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。

