ラダーⅣ研修・病床マネジメントや地域連携
気が付いたら、もう9月も半ば近くになってしまいました
日が沈むのも早くなってきて、彼岸も近付いてきました
今年の彼岸花の開花が遅れているという話題がニュースにもなっていましたが
秋が近くなり、なんだか寂しさを感じる昨今です
皆様はいかがお過ごしでしょうか
当院の看護部ラダー研修も徐々に軌道にのりつつあり
今回はラダーⅣの看護師向けの研修を行いました。
内容は患者家族を支える地域連携の話や
地域と患者のための病床管理マネジメントについての研修で
その後、参加者全員で自施設の病床管理の課題などについてグループワークを行いました。
グループワークでは
看護師が「病床をコントロールする」という意識に欠けていたという話しも出ていましたが
確かに、普段は受け身なところが大きいかと思いながらも
看護研修の中でしっかりと病床マネジメントという内容があるということは
本来、もっと看護がアクティブに考える必要があるというわけで
自身もとても勉強になりました。
また、グループワークでは同じラダーのスタッフで
自施設の課題や、今後のあるべき姿などを話す機会があり
参加者から「もっとこういう話しがしたい」という前向きな意見が聞かれ
企画者としても嬉しかったです。
ラダー研修での交流が、職員同士の連携に繋がっていくといいなと思います。
ちなみに、先日の8/13号の医学界新聞では人材育成について興味深い記事が掲載されていました
「対話から始まる看護管理者育成」という題名での座談会でしたが
中小規模の病院での教育体制の弱さや人口動態を踏まえ今後予想される人材不足など
どこの病院でも抱えている人材不足・人材育成の悩みなどが書かれていました
次世代の育成が課題であり、スタッフの話をしっかりと聞けていないという実情も同様でしたが、中小規模の病院だからこそ師長と部長の距離が近いという良さもあるのではという話も聞かれていました。
また、リフレクティブな看護管理者という言葉も出ていましたが
先日の看護管理者学会でも、リフレクションという話題が沢山出ていたのを思い出します
色々と参考にしながら
今後も当院の規模での良さや強みを活かして組織運営ができるようにしていきたいと思いました。
