自主回収の経緯
令和3年3月15日 抗アレルギー薬・エピナスチン塩酸塩ドライシロップ製剤(先発品:アレジオンドライシロップ)の自主回収が発表されました。
理由は「発がん性が不明の既知の変異原性物質」に分類される可能性のある分解物が許容限度値を超えて確認されたためです。
確認された物質の危険度は『10年超から一生涯服用し場合において、健康被害が生じる可能性は完全には否定できないものの、直ちに重篤な健康被害が発生する恐れはないと考えられる』とされており、既に処方された薬については服用していただいて構わないとの連絡をいただいております。 また、回収対象となるのはドライシロップ製剤のみであり、錠剤は対象ではありません。
当科の対応
常用薬または頓服薬としてアレジオン(エピナスチン)ドライシロップを処方されている方はスタッフにお申し出下さい。 必要に応じて代替薬処方の手配を致します。
本件に関しまして質問や不安がおありの方は、担当医師または看護師にご相談下さい。 立川綜合病院 小児科