日精看 看護研究発表会
彼岸が終わった話などをしたばかりだと思っていましたが
徐々に秋が秋らしくなってきて、日も短いし寒いし暗いし
やだ、本当にめっきり秋ですね
政治も色々と動きがあって、与党の党首が初の女性となりました
所信表明でワークライフバランスについて、とにかく仕事を頑張りたいと心強いお言葉でしたが
我々庶民はライフ、生活に重きをおいて仕事もしていけたらなぁと思いました
生活あっての仕事でいたいものです
政治家の方々は、自分から立候補して偉くなるんですから大したもんです
看護も他の仕事でもそうですけど、自分から上の立場や管理者になろうって思ってやれる人って少ないんじゃないでしょうか
自分からモチベーションもって立候補してその地位を目指すって、その心意気は見習いたいですね
さて、そんなワークやライフなど、そのライフの部分「生活」についてですが
秋といえば秋祭り、9月から1か月練習を重ねていた「神楽」がやっとひと段落しました

写真は、その神楽や祭典の際の奏楽で使っている篠笛です
篠笛って、色んな種類があって穴が6つのものや7つのもの
西洋のドレミファソラシドに準じた音が出せる唄用篠笛などもありますが
写真のものは「祭りばやし専用」の6穴の篠笛
こちらはドレミ階調ではない独特な音階の音になります
そして、ブルースハープみたいに、キーによって使う笛が違うので何本も使います
春も秋も1か月毎晩のように神社で舞の稽古と笛の稽古をして、それをそれぞれの祭りで披露しています
これ、驚くことに無給なんです、ボランティア
殆ど「ワーク」な気がしますが、カテゴリ的には好きでやっている「ライフ」にあたることになります
うーん…こういうものが人生のどこかに活かされていると信じたいです、本当
さて、去る10月10日には表題の日精看の看護研究発表会に参加しました
年々、発表される施設や発表者の数が少なくなってきてはいますが
今回も色々な病院での色々な研究が聞けてよかったです
当施設からも、看護師の心理的葛藤を題材とした質的研究が発表され
とても好評でした、何より聞いててとてもよかったです
病棟の看護師ひとりひとりが、日々色々と悩みながら患者さんの対応をしているということが
よくわかって、それが妙に嬉しかったんです
スタッフがみんなきちんと悩んでいる、患者さんのために色々と考えて悩んでいるというのが
なんだかとても嬉しくて、研究を聞いているはずなのに
すごくエモーショナルな感情になりました
発表したKさんに「良かったよ、すごくエモかった」と声を掛けた自分ですが
Kさんもビックリしたと思います
研究が「エモかった」って言われること、きっとあんまりないと思うんです
でもほんと、Kさんの発表すごくよかったです
来年静岡での全国発表に繋がるといいなと思っています
きっとKさんも、ワークとライフの間で、ライフ削ってやったんだろうなと思います
この研究も、Kさん自身、また他の沢山のスタッフの今後に活きるといいなと思いました

