入院医療費の計算方法
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立川綜合病院は、「DPC包括方式」という厚生労働省が定めた新しい医療費計算方式で入院医療費を計算することとなりました。
これまでの計算方式は、診療行為ごとに料金を計算して合計の医療費を 出す「出来高方式」でした。
新しい計算方式による入院医療費は、患者さんの病気や状態と行なわれた処置等の内容に応じて定められた1日当たりの定額の医療費を基に計算する「包括部分(入院基本料や検査、投薬、注射、処置、画像診断等)」と、従来通りの「出来高部分(手術等)」とを合わせたものになります。

「DPC包括方式」の対象となる方

患者さんの病気や治療の内容に応じて分類される診断群分類のいずれかに患者さんの病気が該当すると主治医が判断した場合に「DPC包括方式」で医療費を計算します。病気が診断群分類のいずれにも該当しない場合、あるいは以下の方は「DPC包括方式」ではなく、従来の「出来高方式」となります。

  1. 労災保険、自賠責保険及び正常分娩等の健康保険を使わない自費診療の方
  2. 病名が診断群分類に該当しない方
  3. 入院期間が定められた日数を超過した方
  4. 入院後24時間以内に亡くなられた方
  5. 生後7日以内に亡くなられた新生児

計算方法が変わる期日について

平成21年7月1日から入院される方から「DPC包括方式」となります。
6月30日以前から入院されている方については、平成21年8月31日 までは従来通りの「出来高方式」による計算となります。

入院医療費の計算について

  1. 「DPC包括方式」と「出来高方式」と比較した場合、病名と診療内容や入院日数により、高くなる場合もあれば、安くなる場合もあります。
  2. 入院医療費の計算は包括部分と出来高部分を合算しますが、出来高部分で計算されるのは次の診療行為となります。
    診療区分 出来高で算定となる診療内容
    基本診療 初診料、入院基本料等加算の一部、特定入院料の一部
    指導・在宅 指導管理料、在宅医療料の全部
    検査 心臓カテーテル検査、内視鏡検査、診断穿刺・検体採取料
    画像診断 選択的動脈造影カテーテル手技料、画像診断管理加算
    投薬・注射 退院時に持参する薬剤料
    リハビリテーション リハビリテーションの全部
    精神科専門療法 精神科専門療法の全部
    処置 10,000円以上の処置手技料
    手術・麻酔 手術・輸血・麻酔の全部
    放射線治療 放射線治療の全部
    病理診断 病理学的診断・判断料
    食事療養費 従来と変わりありません
  3. 入院後、病状の経過や治療の内容によって計算の基となる病名が変更になった場合には、医療費を入院日に遡り計算をやり直します。
    月をまたがった時は、既にお支払いいただいた前月までの医療費について退院月で過不足を調整いたしますのであらかじめご了承ください。
  4. 複数の病気を治療したり転科した場合は、患者さんの入院期間を通して「最も医療資源を投入した病名」が1日あたりの医療費を決定します。
  5. 高額療養費等の取扱いについては従来と変わりありません。

医療の内容について

  1. 医療の内容及び方針については従来と変わりありません。
  2. 入院・退院の判断は医師が医学上の判断に基づいて行ないます。